クレジットカードは発行まで通常2週間程度かかり、申込をしてもすぐには使えません。
しかし数は少ないですが、即日発行に対応しているクレジットカードはあります。
クレジットカードを即日発行するには、いくつかの条件を満たさなければなりません。
急にクレジットカードが必要になった方のために、即日発行をする方法や、即日発行ができるおすすめクレジットカードを紹介します。
即日発行クレジットカードって何?
申込をした当日に発行、受取できるのが即日発行可能なクレジットカードです。
- 急に海外に行くことになったがクレジットカードがない
- 欲しい商品があるが現金がないのでクレジットカードで払いたい
- ネットショッピングをしたいが支払がクレジットカードしか対応していない
- 今使っているクレジットカードが使えなくなってしまった
以上のようなときに、即日発行できると便利です。
店舗での受取が必要
発行後に郵送となると、即日に受け取ることができません。
即日受取をするには、店舗に出向く必要があります。
受取店舗が行ける範囲にない、店舗の営業時間内に行けない場合は、即日発行は無理となってしまいます。
即日発行する手順
クレジットカードを即日発行する流れを見ていきましょう。
- 即日発行対応のクレジットカードを探す
- インターネットで申し込みをする
- 審査を受ける
- 店舗に受け取りに行く
- 即日発行、即日受取をする
- クレジットカードを使う
店舗で申込ができるクレジットカードもありますが、オンラインのほうが早く受け付けてもらえるケースが多いです。
また店舗にわざわざ行って申込をしても、審査落ちしてしまったら無駄足になってしまいますよね。
オンライン申込をして審査結果が出てから、店舗に出向くのが効率的なのです。
ACマスターカード
消費者金融のアコムが発行している、年会費無料クレジットカードです。
審査は最短30分で、1時間もあればクレジットカードの発行が可能。
即日発行しやすい条件が揃っており、最もおすすめの1枚です。
受取場所が多い
全国に600以上設置されているアコムの無人契約機(むじんくん)で、クレジットカードの受け取りができます。
営業時間も8時~22時までと長いのも、即日受け取りしやすい要因。
土日や祝日も営業しています。
審査に通りやすい
アコム独自の審査方法となり、一般的なクレジットカードよりも審査通過率が高くなっています。
20歳~69歳まで安定収入があることが入会条件となり、フリーターでも問題なく申込できます。
アルバイトをしていれば学生も可ですが、収入がない専業主婦は不可です。
必要になる書類
本人確認書類、場合によっては口座番号がわかる通帳やキャッシュカード、収入証明書などが必要です。
リボ手数料に注意
ACマスターカードはリボ払い専用となり、支払い時に年利10.0~14.6%の手数料が必要です。
ただ初回はリボ手数料無料となり、20日までの利用分を翌月6日までに支払いをした分は手数料はゼロですみます。
初回で全額支払をすると、リボ手数料を節約できますね。
セゾンカード・インターナショナル
即日発行対応のクレジットカードを複数発行しているセゾンカードの定番。
審査は最短30分、年会費は無料です。
受取はセゾンカウンター
受取場所はパルコなどセゾン系店舗にあるセゾンカウンターになります。
全国に50か所以上ありますが、地域によっては近くに店舗がない可能性はあるでしょう。
受取場所が近くにあるかの確認が必要です。
専業主婦でも申込できる
高校生をのぞく18歳以上で電話連絡が可能であれば申込ができます。
主婦には積極的に発行されているクレジットカードなので、専業主婦にもおすすめです。
必要になる書類
審査結果メールに記載されている受付番号、本人確認書類、口座番号がわかる通帳やキャッシュカード、金融機関の届け出印が必要です。
電話には必ず出られるように
セゾンカードインターナショナルに申込をすると、受付後にセゾンカードから本人確認の電話がかかってきます。
電話に出られないと、審査が進まず発行までに時間を要してしまいます。
常に電話に出られるようにしておくことが、即日発行につながります。
ETCカードも即日発行できる
ETCカードは店舗のセゾンカウンターで申込をすると、店舗受取となり即日発行が可能です。
オンライン申込をすると郵送対応となり、即日発行はできないので注意してください。
現在ETCカードの即日発行が可能なのは、セゾンカードだけ。
セゾンカード・インターナショナルを受け取るさいに、セゾンカウンターで申込をすればETCカードも即日発行ができますよ。
エポスカード
丸井が発行する年会費無料クレジットカードです。
海外旅行保険が自動付帯しており、海外用としてもおすすめの1枚です。
受取場所は少なめ
丸井にあるエポスカードセンターで受け取りとなります。
受取場所は全国に50か所以上ありますが、首都圏に集中しています。
地方在住だと店舗受取ができなく、即日発行ができない可能性が高くなってしまいます。
18歳以上が発行できる
高校生をのぞく18歳以上が申込できます。
収入があればフリーターでもOKですし、配偶者に収入があれば専業主婦でも申込できます。
必要になる書類
審査結果のメール、口座番号がわかる通帳やキャッシュカード、金融機関への届け出印が必要です。
JCB一般カード
店舗での受取はできないのですが、最短即日発行、翌日受取に対応しているクレジットカードです。
郵送対応のクレジットカードでは、最も早く受け取れるといえるでしょう。
年会費はオンライン申込で初年度無料、翌年度は1,250円(税別)。
ただし年間50万円以上の利用があれば、翌年度は年会費無料になります。
最短即日発行する方法
- 平日11時までにオンライン申込をする
- 12時までに入会判定結果のお知らメールを受信する
- オンラインで決済口座を設定する
- 最短即日発行、即日発送
- 翌日受取となります。
地域によっては翌々日以降の受取になりますが、店舗に受け取りに行けないけれどクレジットカードが早く欲しいときにおすすめです。
即日発行をするコツ
即日発行対応のクレジットカードでも、必ず即日受取ができるとは限りません。
即日発行をしやすくするコツがあるので覚えておいてください。
早い時間に申し込みを済ませる
セゾンカードでは19時30分まで申し込みをすると、当日受付となります。
かといって、19時29分に申し込みをしても即日発行は難しいでしょう。
受付が完了しても審査は翌日に回され、発行も受取も即日は無理となる可能性が高くなるためです。
即日発行をしたいなら、できるだけ早い時間に申し込みを済ませるのがおすすめ。
オンラインなら24時間対応ですので、クレジットカードが必要になった時点ですぐに申込しておきましょう。
受取場所の営業時間を確認
クレジットカードの受取場所は、営業時間がさまざま。
10時から20時までもあれば、9時から21時までもあります。
営業時間を確認して、確実に受け取りに行くようにしましょう。
季節によって営業時間が異なる店舗もあるので注意してくださいね。
ハウスカードに注意
即日発行できるといっても、ハウスカードのケースがあります。
国際ブランドが付帯していないため、発行した店舗内でしか使うことができません。
イオンカードやビックカメラSuicaカードなどは店舗で即日発行ができるのですが、ハウスカードとなっています。
まとめ
オンラインで申込後、店舗で受け取るのが、クレジットカードを即日発行する方法です。
店舗で受け取りできるかが、即日発行、即日受取できる条件といえるでしょう。
残念ながら店舗受取ができな場合は、JCB一般カードのようにスピード発行され即発送となるクレジットカードを選んでくださいね。