日本生まれの国際ブランドJCB。
日本国内では最強のクレジットカードです。
JCBブランドにはJCBカードが発行するプロパーと、JCBカード以外が発行する提携カードがあります。
今回はJCBプロパーカードの特徴と、プロパーの中でも人気が高いおすすめを4枚紹介します。
JCBカードはどんなクレジットカードなの?おすすめクレジットカードはどれ?という方は参考にしてください。
JCBカードのポイントシステム
1,000円に1ポイント付与が基本です。
たまったポイントはギフト券、キャッシュバック、電子マネーなど、多彩なアイテムと交換できます。
1ポイントはだいたい3円~5円相当になり、還元率は最大0.5%です。
JCBオリジナルシリーズパートナーでポイント最大10倍
JCBオリジナルシリーズとなるJCBカードは、優待店でポイント2倍~10倍になる特典があります。
昭和シェル石油やビックカメラで2倍、Amazonやセブンイレブンで3倍、スターバックスカードへのオンライン入金で10倍などです。
優待店を利用すると、ポイントがたまりやすくなりますね。
OkiDokiランドでポイント最大20倍
経由をしてネットショッピングをすると、ポイント2倍~10倍になります。
楽天市場、ヤフーショッピング、Amazon、ベルメゾン、DHC、コジマネットなど、約400のショップが対象です。
ネットショッピングでも、ポイントをためやすくなっています。
JCBプラザとJCBラウンジが使える
JCBプラザは海外の主要都市に設置されているサービス窓口です。
観光案内、レストランやホテル予約、クレジットカードやパスポートの紛失などの緊急対応、Wi-Fiサービスなどがあります。
JCBラウンジはJCBプラザのサービスに加え、
新聞や雑誌の閲覧、ソフトドリンクサービス、傘の貸し出し、手荷物一時預かり、マッサージチェア、プリントアウトサービスなど
が利用できます。
どちらもすべて日本語対応です。
JCBプラザとJCBラウンジを利用する条件は、JCBカードを持っていること。
プロパーだけでなく、提携カードでもJCBブランドなら利用可能です。
ETCカードはコストゼロ
ETCカードで注意したいのは、年会費と発行手数料です。
どちらかが有料となるETCカードが増えているのが現状です。
JCBカードのETCカードは、年会費も発行手数料も無料。
JCBプロパーでしたらどのクレジットカードでも、ETCカードはコストをかけずに済みます。
JCBカードはETCカードの発行にもおすすめなのです。
海外では加盟店が少ない
日本や韓国、ハワイなどでは加盟店が多いJCBですが、世界的に見るとシェア率は低く1%程度しかありません。
VISAやマスターカードに比べると、海外では使いにくいとなってしまいます。
しかしアメックス、ダイナースクラブ、ディスカバー、銀聯と提携し、それぞれの加盟店でもJCBカードが使えるようになりました。
海外でも加盟店数は増えているのです。
海外に不要なクレジットカードとは言えなくなっています。
還元率の高さならJCB CARD W/JCB CARD W plus L
ポイントはいつでも2倍、還元率最大1.0%と、還元率が高いJCBカードです。
JCBオリジナルシリーズとなるので、優待店ではさらにポイントアップ。
Amazonやセブンイレブンでは、2.0%もの還元率になります。
入会できるのは高校生を除く18歳~39歳まで。
一度入会をすれば、40歳以降になっても会員資格を失うことはありません。
年会費は永年無料です。
条件付き年会費無料にはなっても、無条件で年会費無料となるJCBプロパーカードはあまりありません。
年会費永年無料というだけでもお得度は高いでしょう。
JCB CARD W plus Lは女性向け
JCB CARD Wの機能に、女性向けの特典を付けたのがplus Lです。
女性向け保険に加入できるお守りLINDA、優待やプレゼント企画があるLINDAリーグのサービスが利用できます。
券面もピンクでかわいいので、女性はJCB CARD W plus Lがおすすめです。
10代~20代にはJCB CARD EXTAGE
高校生をのぞく18歳から29歳までが発行できる、JCBカードです。
ポイント優遇がありながら年会費無料と、お得度が高いのがメリット。
学生や新社会人など、若い世代におすすめです。
ポイントは入会後3ヶ月は3倍、4ヶ月~12ヶ月目は1.5倍。
年間20万円以上利用をすれば、翌年度以降も1.5倍になります。
MyJチェックに登録していれば、海外ではいつでもポイント2倍。
JCBオリジナルシリーズ優待店でもポイントアップがあります。
最高2,000万円の海外旅行保険が利用付帯されているので、海外留学や海外出張に行く若い世代にもおすすめです。
解約手数料に注意
会員資格は入会から最長5年で、JCB一般カードに自動的に切り替えとなります。
5年経過前に解約をしてしまうと、2,000円(税別)の手数料が発生してしまうので注意してください。
途中解約はしないほうが良いですね。
定番のJCB一般カード
JCBカードの定番クレジットカードです。
ポイントは0.5%ですが、オリジナルシリーズ優待店ではポイント2倍~10倍になります。
またMyJチェックに登録すれば、海外ではいつでもポイント2倍です。
一般クラスながら最高3,000万円の海外旅行保険と国内旅行保険が利用付帯されているのも、補償が充実しているJCBカードらしさが出ています。
年会費はオンライン申込で初年度無料、翌年度より1,250円(税別)。
年間50万円以上利用すれば翌年度は年会費無料になります。
年間50万円以上はクレジットカードを利用する人は、よりお得に使えますよ。
ステータスを求めるならJCBゴールド
ワンランク上のサービスとステータスを誇るゴールドカードです。
国内主要空港とハワイ・ホノルル空港のラウンジサービスが付帯します。
海外旅行保険は最高1億円、国内旅行保険は最高5,000万円と、補償金額は高額。
海外旅行保険は家族特約付きです。
さらに2万円~4万円の国内・海外航空機遅延保険も付帯しています。
プラチナカード並みと言っても良い、質の高い補償は魅力でしょう。
年会費はオンライン入会で初年度無料、翌年度より10,000円(税別)。
家族カードは1名まで無料、2人目より1,000円(税別)、本人支払型は3,000円(税別)です。
JCBゴールド・ザ・プレミアへの招待
JCBゴールドを100万円以上の利用を2年以上続けると、招待制のJCBゴールド・ザ・プレミアへのインビテーションが届きます。
プラチナカードに近いゴールドカードで、プライオリティパスなどプラチナクラスのサービスが付帯しています。
JCBゴールドの年会費とは別にサービス年会費として5,000円(税別)が必要になりますが、年間100万円以上利用をすればサービス年会費は無料になります。
まとめ
ポイントのたまりやすさを重視するならJCB CARD W(女性はJCB CARD W plus L)、学生や新社会人はJCB CARD EXTAGE、スタンダードを求めるならJCB一般カード、ランク上位を狙うならJCBゴールドがおすすめです。
日本生まれで日本人なら応援したくなるJCBカード。
ライフスタイルを豊かにしてくれる1枚を見つけてくださいね。