Yahoo!JAPANカード(ヤフーカード)は、ポイント還元率が高くお得なクレジットカードです。
ヤフーショッピングとロハコでは特にお得になります。
しかしYahoo!JAPANカードのポイントシステムには注意点があるんです。
Yahoo!JAPANカードのポイントをためる方法と一緒に、落とし穴も紹介します。
メリットだけでなくデメリットも知っておくと、よりお得に使えますよ。
年会費は無料
年会費は永年無料です。
家族カードも年会費無料なのは嬉しいですね。
年会費が無料であれば、お試し感覚で申し込みができちゃいます。
入会できるのは?審査は甘い?
高校生をのぞく18歳以上、安定した収入が継続的にある人が申込できます。
配偶者に収入がある専業主婦や、学生でも申込可能です。
有効なYahoo!JAPANのIDが必要ですので、ない場合は取得しておきましょう(無料で取得できます)。
審査基準は甘めの方です。
良いクレヒスがあれば、フリーターなど収入が低くても発行されるケースが多くなっています。
延滞や滞納などをしたことがあるブラックでなければ、審査通過はしやすいでしょう。
ポイントのたまり方
100円に1ポイント付与です。
たまるのはTポイントで、1ポイントは1円相当。
還元率は1.0%です。
1.0%あれば、還元率が高くポイントがたまりやすいクレジットカードと言えるでしょう。
ポイント期限は付与された月の翌月1日から1年後です。
ポイントを獲得するたびに期限が延長されるので、年間1度でも利用すれば実質期限なしで使えます。
都度ポイント付与になることに注意
Yahoo!JAPANカードのポイントは、1回の支払いごとに付与となります。
100円未満分は、ポイント付与対象外です。
楽天カードのように1ヶ月分の合計金額から100円に1ポイント付与ではないため、ポイント付与対象外となる利用分が多くなってしまいます。
360円、599円、799円、1,099円利用すると、Yahoo!JAPANカードで獲得できるのは25ポイント。
どういう事かと言いますと百の位より上で計算する事になるので、3+5+7+10=25といった具合です。
1ヶ月の利用金額を合算するクレジットカードなら、28ポイント獲得できます。
これはつまり、360円+599円+799円+1,099円=2,857円なので、百の位より上をカウントして28ポイントになるわけです。
同じ100円に1ポイント付与でも、Yahoo!JAPANカードのほうが獲得ポイントが少ないのです。
ポイントが利用の都度付与されるのが、Yahoo!JAPANカードのデメリットでしょう。
ヤフーショッピングとロハコでポイント3倍
ヤフーショッピングとロハコでの利用は、ポイントが3倍になります。
還元率は3.0%になり、ポイントはかなりたまりやすくなります。
ヤフーショッピングやロハコでは、5のつく日はポイント5倍、プレミアム会員やソフトバンク会員は10倍などのキャンペーンがあります。
さらにYahoo!JAPANカードで決済をすれば、よりポイントをためられます。
ヤフーショッピングとロハコでのポイントシステム
ヤフーショッピングとロハコでは、まずクレジットカードポイントが1.0%付与されます。
そして利用ポイントが1.0%、ストアポイントが1.0%、合計3.0%です。
注意をしたいのは利用ポイント。
進呈付きの末日から31日後までとなる、期間限定ポイントとなります。
しかもヤフーサービス、ロハコ、GYAOでしか利用ができません。
期限切れを起こしてしまうと、ポイント3倍になってもお得にはならないので気を付けましょう。
チャージをしたPayPay払いがお得
大々的なキャンペーンや広告により、利用が拡大しているPayPay。
PayPayにチャージができるクレジットカードは、Yahoo!JAPANカードのみとなっています。
PayPayはPayPay残高、ヤフーマネー、Yahoo!JAPANカードで支払をすると、還元率は3.0%です。
Yahoo!JAPANカード以外のクレジットカードでの支払いは、0.5%にしかなりません。
この時点でYahoo!JAPANカードが一番お得なのですが、チャージをするとさらに還元率が上がります。
PayPayへのチャージで1.0%、PayPay残高支払で3.0%、合計すると4.0%のポイントを獲得できるのです。
チャージをしたPayPay残高で支払うのが一番お得ということですね。
PayPayのチャージ用として、Yahoo!JAPANカードを発行するのもおすすめでしょう。
nanacoチャージは還元率0.5%
nanacoチャージでは200円に1ポイントの付与があります。
通常は100円に1ポイント付与なので、還元率は半分の0.5%になってしまいます。
以前はJCBブランドしかポイント付与がありませんでしたが、現在はVISAとマスターカードブランドでもポイントを獲得できます。
ETCカードの年会費はかかる
ETCカードの利用でも、Yahoo!JAPANカードはポイントをためられます。
ただ、ETCカードは発行手数料は無料ですが、500円(税別)と年会費は有料。
クレジットカードは年会費無料でも、ETCカードは年会費有料となってしまうんですね。
ETCカードは年会費無料のほうがお得です。
Yahoo!JAPANカードと同じ1.0%の還元率になるオリコカード・ザ・ポイントなら、クレジットカードも年会費も無料。
ETCカードの発行手数料も無料です。
Apple PayはJCBかマスターカードがおすすめ
対応のApple製品のウォレットに登録すると、QUICPayの加盟店で電子マネー決済ができるようになります。
Apple Payの利用分も、利用都度100円に1ポイント付与です。
VISAはオンライン決済ができない
Yahoo!JAPANカードにはVISA、JCB、マスターカードと3つの国際ブランドがありますが、おすすめはJCBかマスターカードです。
VISAはApple Payではオンライン決済に対応していません。
対象はリアル店舗のみとなってしまう、利用制限があるのです。
JCBとマスターカードなら、リアル店舗だけでなくオンラインでもApple Pay決済ができ便利です。
Tポイント加盟店で提示ポイントをもらえる
Yahoo!JAPANカードには、ポイントカード機能が付帯しています。
Tポイントの加盟店では決済をしなくても、0.5%~1.0%の提示ポイントをもらえます。
Tポイントの主な加盟店は、
TSUTAYA、ファミリーマート、マルエツ、ウエルシア、ロッテリア、100満ボルト、バーミヤン、吉野家、ENEOS、ソフトバンクなど。
全国チェーン店が多いですし、どこでもポイントはためやすいでしょう。
ポイントの使い方
TポイントはTポイント加盟店で現金代わりに使えます。
リアル店舗でもオンラインショップでも利用可能です。
またTポイントパークというサイトでは、商品と交換もできるようになっています。
ただ期間限定ポイントは、ヤフーショッピング、ヤフオクなどのヤフーサービス、ロハコ、GYAOでしか利用できないので気を付けてください。
使いきれない期間限定ポイントの使い方
ポイントの期限が切れそうだけれど、少額すぎて使い道がない…というときは、1ポイントから使えるヤフー募金がおすすめ。
期間限定ポイントを失効させるなら、募金をして社会貢献しちゃいましょう。
まとめ
Yahoo!JAPANカード(ヤフーカード)は、都度ポイント付与となるのがデメリットです。
しかし1.0%とポイントは高還元。
ショッピングだけでなくPayPayやnanacoへのチャージなどでもポイントが獲得できますし、Tポイント加盟店では提示ポイントももらえます。
ポイントを獲得できるチャンスが多く、お得度は高いでしょう。
ポイント3倍になるので、ヤフーショッピングやロハコを利用する人には特におすすめです。
年会費無料ですし、損をすることはありません。
ただ期間限定ポイントがありますので、期限切れで失効しないように注意してくださいね。